マインクラフトで、大人になっても使えるスキルが身についたというエピソードです。

それは私たちプログラミング教室に通う
当時小学5年生の物語です。
小学5年生のRさんは
「スクラッチ」というブロックをつなげる
入門用プログラミングを学んでいました。

だいぶ上達したということで、
いよいよ英語と数式をつかったプログラミングに
チャレンジすることになりました。

担当は、現役エンジニアの講師。

初回の個別指導が終わった後に、講師の方が言うのです。
講師

Rさんは、もともとどこかでプログラミングをやっていたのでしょうか?
私(教室長サトウ)



こんな感じのブロック式のプログラミングをやっていましたよ


講師



そうではなくて、英語と数式でプログラミングをしているはずです。かなり慣れたかんじがあります
こんな感じのです↓


私



そんなことはありません。Rさんは、ブロック式のスクラッチしかやってないからです
私
話がかみ合わず、不思議に思った私は、
後日、Rさんに確認しました。
私



Rさん、プログラミングはスクラッチしかやってないですよね?
Rさん



私



講師の方が、Rさんが、プログラムを書き慣れているということでした
Rさん



そう言ってマインクラフトのコマンドの画面を見せてくれました。


私は驚きました。
そこには英語と数式がずらりと並んでいました。
一行一行がコマンド(命令)となっていて、
それが数十行にわたってギッシリと書かれていました。
ブロックを積み上げるだけのゲームと思っていたマインクラフトが
遊びの中でプログラミングを学べる理想の教材と分かった瞬間でした。
その後、マインクラフトが、
オリジナルのゲームの改造(MOD:モッド)を許容していることも知りました。
まさに、エンジニアによる、エンジニアのための、
改造自由なプログラミング環境だったと知ったのです。
Rさんのケースから、他の子にもマインクラフトをおすすめするようになりました。
私



マイクラのコマンドやらない?
すると、その後も、マインクラフトのコマンドから学び、
英語と数式の本格プログラミングへと発展して学ぶことができる子が続きました。
結果、教室参加者の中学生の多くが、大学生レベルのプログラミングを実践しています。
実際に、講師を採用するときに大学生(工学部の情報学科など)の方とも面談しますが、
BINGOの中高生の方がプログラムを良くかけるケースがとても多いです。
そんなマインクラフトのコマンドという
プログラミング学習の高速道路を
より多くの方に知ってもらいたい
そんな思いで、マインクラフトのコマンドをご紹介しています。





どんな優秀な人でも
ひとりで仕事をすることはありません。
ただのマイクラからはじめて、現役エンジニアの講師によって、プログラミングの「高速道路」に気づかされて、Rさんは、今も突っ走っています。
Rさんに限らず、マイクラが好きな方には、仲間や先輩に出会うことで、一歩先の自分に出会ってほしいです。
一歩先の自分に出会ってしまったら、自分の生きる世界に、やりがいのある問題があふれていることに気づきます。
そして、自らその問題に向き合うことを選んだ方は、世界の一翼を担っていく人です。
・本気でチャレンジしたい方、
・まだ出会っていない仲間や先輩に出会いたい方、
ご連絡をお待ちしております!